コンテスト一夜明けて。
夢のような現実のような、不思議な感覚で目が覚めました。
でも思いのほか目は冴えて、新しい感覚のエネルギーに包まれています。
今回のコンテスト、「International Fingerstyle Guitar Championship」での優勝は
アジア、日本人でも史上初、そしてフィンガースタイルの大会では最年少の優勝者だそうです。
あたらめて、凄いことになってしまったという感じですが、
もはや、後はもう伸び伸びと成長していくだけだと思うととても嬉しい。
カントリー・ブルーグラスの本場、聖地の舞台で僕があんなにも熱く迎えられたこと。
そのことを僕は誇りに思って、一生かけてギターに身を捧げることが僕の使命だと知りました。
そしてその結果僕がどうなっていくのか、みんなが楽しみに見守っていてくれるはずです。
コンテスト、今年のTop 5 のファイナリスト。
2位になったのは、大ベテランのギタリストPete Huttlinger です。
彼は2005年にも受賞していて、フェスティバルでは常連、
僕も普通にCDを持ってて普段から聴いているような・・とにかく凄いギタリストです。
そしてそして!日本のフィンガー・ピッキング・デイの2009年のチャンピオン、
井草聖二くんが Top 5 に入賞!!!これも凄い快挙です!!
Top 5 にまず日本のふたりがコールされた時はめちゃくちゃ嬉しかった。
因みに、僕のコンテストでの演奏曲目です。
1.君と夢の間の銀の翼
2.学園天国
~Top 5 演奏~
1.太陽のエチュード!
2.My favorite things
表彰式(アンコール演奏) Amazing Grace
実は、Top 5 の演奏はまた違う曲目を予定していたんですが・・
Pete Huttlinger の演奏を聴いて急遽、変えたんです。
Top 5 で 「太陽のエチュード!」 が始まった瞬間、
客席にいた日本のみんなは 「・・こいつ勝ちに来たな」 と思ったそうです(笑)。
僕はくじ運も良かった。エントリーは40人中の9番。Top 5 は4番目の演奏。
周りのたくさんの凄いチャンスに巻き込まれながら、ここまで来ることが出来ました。
今日は、フェスティバルで一番大きい野外ステージ、STAGE 1での記念演奏。
演奏したのは、「君と夢の間の銀の翼」。
ウィンフィールドの大歓声とスタンディング・オベーション・・本当に最高でした。
そしてこの演奏の後、・・もの凄いことが決まりました。
なんと、来年のWalnut Valley Festival のゲストプレイヤーとして、
正式に招待されることが決まったんです!!!!!!!あ~、、もう!!!!
フェスティバルの総責任者、Bob Redford からの直々のオファーでした。
彼は、40年間このフェスティバルを支えてきて、アメリカ大陸以外から
インターナショナルのギターチャンピオンが生まれることをずっと夢見ていたと。
昨日の僕の優勝が決まったとき、Bobはこどものように喜んでくれたそうです。
来年も、Winfield に参加できる!!しかも次は正式なゲスト・ミュージシャンとして。
もう、次の目標が出来てしまいました。
もっともっと成長した姿で、またこの場所に帰ってきたい。
日本に帰ったら・・とりあえず打ち上げです!!!!!!!!!
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