倉敷から一夜明けて。
京都からやってきたミュージシャン一行は、フェリーに乗って小豆島へ!
僕達は初の小豆島。知り合いの安嶋理人さんが小豆島の知人「ティーコさん」を紹介してくれて、
理人さんと一緒に、ギターを持ってその人に逢いに行くことに。そしてこの出会いは大きな出来事に。
写真は船上にて。ゆっくり午後からの移動だったので、
だんだんと陽が傾いてきて、海も空もいい雰囲気になってくる。船上ではしゃぐ一行。
瀬戸内海の夕日。
フェリーの時間と、日没の時間のタイミングがバッチリで・・。
寒風にあたりながら、ずっと海と空を見ていました。
みんな無言で陽が沈むのを眺める。
・・絶景。ほんまに綺麗やった~・・(* ̄▽ ̄)・*。*
小豆島に到着。ティーコ(あえてフランクに、ティーコと呼びます!)が迎えに来てくれる。
車で向かった先は、彼が命を吹きかえらせた120本のギター達に囲まれた、小屋でした。
奥がティーコ。
理人さんには、「ギターのリペアマン」として
紹介してもらったのだけれど、
ティーコの話を聞いていくうちに、ティーコは僕が知る誰よりも「ギター」の気持ちを汲んだ人なんだと知る。
彼が独学で修理した、120本のギター達。
値段が高かろうが安かろうが、「楽器」として命を吹き込まれ、眠っていたギター達を、
もとどおりの姿、タマシイに生き返らせる、ただの「リペア」とは少し違う、そんな感じの作業なんだと思った。
そしてこの人に逢ったおかげで、僕は今までのギターの扱い方を反省する。
「僕がギターに対してどんな気持ちでいるか」という事だけではない。
「ギターがどんな気持ちで今まで過ごしてきたか」を考えることも、同じように大切だ。
その大切な部分を、最近、忘れていた気がするなぁ・・。
一緒に旅を続けてきた大切な相棒の声をしっかり聴きながら、
これからもギターを弾いていこうと思う田中彬博でした。
そして一行は、ギターに見つめられながら寝袋で一夜を明かすことに・・!
12月の小豆島、ストーブは炊いていたけれど、いや~実際。死ぬほど寒かったっす(笑)。
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