今日からカンザス、ウィンフィールドで始まる
「38th Walnut Valley Festival」。(^o^)/☆
5日間の通しのチケットを持って、会場へ出発!
泊まっているホテルから会場まで、約1時間の道のり。
ハイウェイから下道へおりると、のどかな田舎道が目の前に広がる。
山も、丘も、何もない。
ただ、とうもろこし畑とひまわり畑、広大な空がある、だけ。
この先に、アコースティック、ブルーグラス、カントリーの聖地が待っている。
人々がこの“カンザス”に集まるのも、すこし、解るような気がする。
車を走らせ、ウォルナットの街に到着。
会場が見えるやいなや、思わず絶叫。
めっちゃキャンピングカーが集まってるー!!!
(*゜▽゜ノノ☆☆ワーッ
この「Walnut Valley Festival」には、
フェスを楽しみにアメリカ全土からキャンピングカーが集まってくる。
けれどそう、昨年は大会の1週間前に降った大雨で会場が冠水し、
キャンピングカーのほとんどは、近くの湖に移動していたのでした。
(さらに詳しくは、「アコースティック・ギター・ブック Vol.28」を参照)
なので、今回は本来の大会の雰囲気を味わえるのもとっても楽しみにしていて。
会場のグラウンド、パーキング、森の中の方まで、数え切れないほどのキャンピングカー。
車から、「すげーッ!すげーッ!」と連呼する田中彬博。
会場入り口。
日本の国旗を見つけたのでとりあえず記念撮影。shoheiと。
会場のメイン・ストリート。
フェスティバルに集まった沢山の人が、朝からのんびりやっている。
あ~、この感じ。。・*♪(*T▽T)o
と思ったら、いきなりパレード。
ドン、チャン、ガン、チャン、と、
みんな好き勝手、仮装したり楽器を持ったり弾いたりしながら、会場中を練り歩いているらしい。
あぁ。去年は無かったなぁ~、こんなの。ええわぁ~(*T▽T)o
じわじわと、「Walnut Valley Festival」の熱が伝わってくる。
そして僕達は、数あるキャンピングカーの中から、
「PICKIN' PARLOR」
というキャンプを探すことに。
ここは毎年、日本から大会に参加する一行を文字通り「家族」として温かく迎えてくれる、
地元のシエリー夫妻、ママ・ジョー夫妻を中心に開いているテント・キャンプ。
昨年の大会でも、彼らは僕をまるで息子のように、迎えてくれたのでした。
しかし、いったい何百台(もしかすると何千台?)停まっているかもわからない中から、
「PICKIN' PARLOR」を探すのは至難の業。
いろんな人に訪ね歩きながら、探すこと数10分。
ついに知っている人を尋ね当てて、あった~!!!!!
わぁ・・、1年振り。めっちゃ嬉しい。
すでにテントの中ではセッション始めてるし。
「PICKIN' PARLOR」の人達とも、1年振りの再会。
写真は、ママ・ジョーと旦那さんのキリー。
ママ・ジョーはほんとに可愛いおばあさん。
「またあなたのプリティ・グッドなギターを聴かせて頂戴!」だって。もう。
シエリー・ブーと旦那さんのジム。
シエリーは僕のことをほんとに息子のように迎えてくれる。
それは毎年ここにやってくる日本からのギタリスト達、みんなに対しても。
ここが日本からの「ホーム」になる理由はきっと、彼女の底なしの愛情からもある。
そして会場では、2008年のフィンガーピッキング・チャンピオン、
西村歩さん(写真左中央)とモリダイラ楽器の岡さん(写真左)と合流!
コンテストは僕とshohei、西村さんの3人で出場することになります。
夜、7時半。
会場の「STAGE 3」では、昨年のコンテスト・チャンピオン達によるライブが始まりました。
オートハープ、マンドリン、ギター、フィドル・・。
各楽器の昨年のチャンピオン達が30分間、フリーでライブをしてゆく。
特に、マンドリンのJosh Hungate、フィンガーギターのTim Tompsonの演奏は、
アメイジング!!!(*゜o゜ノノ☆ 本当に素晴らしかった。
「STAGE 3」でのコンサート。夜もだんだん更けてゆく。
乾いたカンザスの夜に、ブルーグラスが鳴り響く。
「PICKIN' PARLOR」に戻ると、カントリーのセッションで盛り上がっている。
みんな何処からともなくやってきて、楽器を持ち寄りセッションが始まる。
そのまわりで、みんなそれをうっとり見ている。
カンザス。ここに一日、居るだけで
日本から意気揚々と乗り込んで来た、トゲトゲした緊張も甘くほぐされてしまう。
みんな、この温かい音楽のまわりで、うっとり、笑っている。
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