シンセン空港から飛行機で5時間。
ついに今回の中国ツアーのハイライト!
新疆ウイグル自治区のウルムチにやってきました!!
写真は飛行機からの眺め。向こうに「天山山脈」が連なっているのが見えます。
ギターを持って、ついにここまでやってきたか~・・という思いです。
この景色を見ながら、じーんと感慨深いものがありました。
新疆ウイグル自治区の面積は日本の約4.5倍。そのうちの4分の1は砂漠だそうです。
(と、いうことはほとんど日本の面積分が砂漠?)
ウィグル族、漢民族、カザフ族、回族、キルギス族、モンゴル族など、
20近い様々な民族が国境を跨いでこの場所には暮らしており、
国境はインド、パキスタン、アフガニスタン、タジキスタン、キルギス、
カザフスタン、ロシア、モンゴルの8ヶ国に隣接しています。
新疆ウイグル自治区―Wikipedia
ウルムチ―Wikipedia
新疆で一番大きな都市ウルムチは、海から2300km以上も離れていて、
「世界で最も海から遠い都市」と呼ばれているそうです。
無事にウルムチの空港へ到着。
同じ中国でも、窓から見える景色は
いままでの中国の風景とは全く異なります。
シンセンからは、ヤマハ中国のジャン・イーさんと二人で来たんですが、
僕と同じく、初めて新疆へ到着したジャン・イーさんがひとこと。
「アナザーカントリー・・・。」
・・おっしゃる通りです(笑)。
空港では、ヤマハ中国のスタッフ 房(ファン)さん、楽器店のディーラーさん、
そして北京在住の日本人、田端 翔(たばた しょう)さんが通訳として入って下さっていて、
僕らを出迎えてくれました。
出迎えてもらった車で、空港からウルムチの市街へ向かいます。
街からも、先の写真の天山山脈を見ることができました。
街の雰囲気、確かに同じ中国ですが何処と無く、中国とは違った感じ、しませんか!?
車に乗っていて一番感じる、昨日までの中国との違いは、
車のスピードが遅い。
田端さん曰く、新疆の人たちは本当にのんびり暮らしているそう。
メーターを見たら、40km/hでした(笑)。
交通規制をちゃんと守ると、こんなにも遅く感じるのか。
それでも、行く先で軽トラが道を逆走、バスと乗用車が事故していました(笑)。
ぜんぜん大したこと無い事故でしたけど(;^_^)。
そして、そう、今までの写真は皆、夜の9時の写真です(笑)。
中国の最西に位置する新疆では、
普通なら2時間程の時差があるところを、北京や上海と同じ時間で暮らしています。
なので、写真のレストラン。この明るさで夜の10時前です。
みんな普通にまだ仕事を終えていない時間だとか。
因みに、朝は11時頃に起き出して仕事を始めるのだそう。
完璧に異国やわ~(;゜▽,゜) こっちが変な感覚になってしまいます。
ウルムチでの夕食。次々と出してもらった料理はすべて肉料理。
しかも、お肉はみんな羊肉です。
宗教上の理由から新疆の人々は豚は一切食べません。
牛も食べることはあるそうなのですが、肉は基本的に羊肉のようです。
右がヤマハ中国の房(ファン)さん。美味そうに食べますね~(笑)。
そして、今回ウルムチのライブで通訳して下さる、田端 翔さん。23歳。
カメラを向けるとこのサービス。素敵です!
そんなこんなで、初のウルムチの夜が更けてきました。
西の空には、月がもうすぐ落ちようとしています。
今日の同じ月を、日本のみんなも見ていましたか?
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