昨日の夜から、成都から中国ツアー最後の都市、廈門(アモイ)へ飛行機で移動。
空港のチケットカウンターではまたもや、なにやらトラブッている様子。ジャンイーさんが必死に対応してくれています。
その上の、パネルのテレビでは北京オリンピックのサッカー中継が。
列を並ぶ待ち時間もみんなサッカーに夢中です。の図。よくできています。
無事にチケットの手続きも終わり、飛行機に乗ることができました。
しかし、飛行機がもうすぐ廈門に着こうとしたそんなとき、機内で急にお腹が痛くなったのでした。
どこが、というと、胃が。
となりに座っていたYAMAHAの宮戸さんに空港についてから薬をもらい、
なんとかその場はしのげましたが、かなりの腹痛でした。(+_+;;)
「四川料理のあまりの辛さに、胃がびっくりしたんだろう」と宮戸さんは言うのですが、
僕の脳裏によぎるのは、胃の中で暴れまわるワニとヘビとウサギ。。
たぶん胃はそれにびっくりしています。(+_+;;)
薬飲んでホテルで一晩ぐっすりで、翌朝にはだいぶすっきりしました。
さて。
ついにやってきました!廈門に到着です☆
日本でいう、沖縄といったところ。
広州、成都と違い、街も洗練されていると言うか、
なんとなくリゾート、過ごしやすい感じがします☆
そして空が青い!暑い!中国でも台湾に程近い、南国の街とのこと。
ここは廈門のショッピング・ストリート。
ここだけめずらしく歩行者天国になっていて、
服やアクセサリー、
お茶から何まで何でもお土産がそろってます。ここは、あとで、行くことにして。
ホテルについて荷物を降ろし、会場へサウンドチェック、リハーサルへ。
打ち合わせ後、そのまま歩いて昼食へ。この道中、かなり暑かったです。
沖縄は行ったことはないけど、たぶんこんな感じなんやろな、と思いながら。
地元のレストランでお昼ごはん。
食べてみて・・あっ!辛くない!(笑)
四川料理とは、明らかに味のコンセプトが違う!(笑)
昼食を終え、いよいよ本番。
会場には、80人を超える満員のお客さん!
今回、廈門のホールは中国の全3会場の中でも一番大きく、
テレビカメラで演奏の映像をバックスクリーンに映す、という演出もしてくれました。
そしてこの日、初披露の新曲「菊花台」を演奏しました。
中国語で「ジゥ ホァ タイ」と読むこの曲は、
いま中国では最も有名なチャイニーズ・ポップソング。
実はこのツアー中、広州、成都とこの曲をカヴァーしようとホテルでずっと頑張っていて、
この中国ツアーで最後の廈門でようやく実現したのでした。
YAMAHAの池内さんに「カヴァーをするならこの曲を是非!」と教えていただいて、
一国の反映、人生の栄華、愛を菊の花にたとえ、切なく歌い上げるこの曲のメロディーが
大好きになって。
チェンソンさん、ジャンイーさんのネイティブのアドバイスをたくさんもらって、
僕なりのソロギターの奏法も取り入れてようやくこの日、初披露。
初披露だったため出来はまだまだでしたが、みんなの大きな拍手。嬉しかったなぁ。
こういうことからかなぁ。文化の、心のレベルで、音楽で繋がっていくというのは。
そんなこんな。僕も感動の中、コンサートは幕を閉じました。
サイン会。みんなすごく嬉しそうに、少し照れくさそうに握手をしてくれた。
中に、一生懸命、覚えたての日本語と英語でほんまに一生懸命、
恥ずかしさで何度も言葉につまりながらライブの感想を伝えてくれた小さな女の子がいて。
「うん、うん、」と聞きながらこっちが嬉しくてなきそうになったなぁ。
やぁ、シアワセな時間でした。
夕食は、廈門の海鮮レストランへ。
そう、海沿いにある廈門は海鮮が美味しいんです!
写真は、今回の中国ツアーをずっと裏で支えてくれていた、
左から陳松(チェンソン)さん、姜屹(ジャンイー)さんと記念撮影。
彼らとはずっと英語で会話していましたが、僕のこの不慣れな英語にもついて来てくれて、
音楽の話から、お互いの国の言葉の教えあい、冗談を言いあったり、
ほんとうにとても良い「友達」のように接してくれました。
そんな彼らとも明日でお別れ。さびしいな。
夜。チェンソンさんとショッピング・ストリートに
買い物に繰り出しました。
1時間くらい?安くて変なお土産を、チェンソンさんとあれやこれや言いながら買い込みました。
楽しかったなぁ。
月がきれいに出ています。あしたで中国ともお別れ。次の国、マレーシアへ向かいます。