ハルピンから列車で2時間。少し南の“長春”へやってきました。
今日の舞台はここ!!田中彬博、初のスタジアム公演!?
と、思いきや、入り口に見えているスタジアム内のライブ・バー。
今日も満員のお客さん!ノリが良い若者がいっぱいやったな~。今日も盛り上がりました(^_^)
そしてライブ後、ずっと残っていてくれた男の子がひとり。
彼は、日本のT-スクエアやディメンション、渡辺貞夫さんが大好きな中国のサックス・プレイヤー。
いつか日本に行ってプロになりたい!と思っている、黄(ホヮン)君という男の子。
彼は僕が中国のインターネットで 僕が演奏する“Change the world” を見て練習し、
絶対、今日一緒にセッションするんだ!!と心に決めて来てくれていました。と。
その話を聞いて、そりぁ~もう。嬉しいのなんの。(TvT)
楽屋まで来てもらって、一緒にセッションしました。
サックスでこんなに感動したの、もしかしたら初めてかもしれないくらい、
とても心の込もった大胆で繊細な演奏でした。
サックスとギター、ぜんぜん違う楽器だけど、
ひとつの楽器でステージを踏む僕に、黄(ホヮン)さんはとても感動してくれたらしい。
またひとつ、本当に嬉しい出会いでした。もし彼とまたどこかで出会えたら、どんなに素敵だろう。
ほんとにギターを弾いていて良かったと思うし、もっともっと、良い演奏を残していかなきゃ、
とも思いました。
とりあえず、明日は5時起きです。
PR
北京から飛行機で2時間。今回のツアー最北の地ハルピンに到着しました!
ハルピンの気温はマイナス8度。覚悟はしていましたが空港に着くと冷えます!
これで冬はマイナス40度近くにまでなるそう( ! )。3月のハルピンはまだまだ寒いです。
ハルピンは1898年の鉄道建設からロシア文化が介入し、
街全体、建物などいたるところにロシア文化の影響がみられます。
100年前の石畳がのこるメイン・ストリート。
まるで中国じゃないみたいな異国情緒です。きれい~。
お洒落なメイン・ストリートを歩いてると、
中国でよく見かける有名羊料理店のマスコットの着ぐるみがふたり。
わーかわいいなー、と思ってよく見ると…
メールしてる…Σ(; ̄▽ ̄)
おいおい~!これはあかんやろ!!働け~!!!(笑)
まわりからクスクス笑われてもおかまいなし。手袋も外して中の人の手がでてるし…。
このあとも、この調子でず~っと携帯いじってました。ヤマハの池内さんと爆笑しながら撮影。
さてさて、その先あるスターリン広場です。
広場から目の前にある広い川が見渡せるんですが、寒さで川の水が全部凍っていました。すごい!
ハルピンの小観光のあと、街のロシア料理屋さんで食事をしてリハーサル。
今日のライブにもたくさんのお客さんが集まってくれました!
今回のツアーでもライブのあとは必ず、1時間程度のギターワークショップを開いています。
どの場所もみんな本当に熱心に、アドバイスを求めて自分のギターを聴かせてくれる。
たとえ日本でもアメリカでも中国でも、みんながみんな同じように、ギターが上手くなりたいんです。
どうやったらもっと上手くなるのか?みんなのギターに向かう姿勢は、世界共通だと改めて思った。
そして毎回、ワークショップは予定の時間をかなりオーバーします(;^_^)
せっかく田中彬博が来たんだから!と僕もせっかく遠いハルピンまで来たんだから!
の思いが一緒になって、お互い熱が入って次から次へと質問が続いていきます。
なかなか終われないけど、ライブが終わったあとのこの時間も好きです。
最後まで残ってくれたお客さん、スタッフの人たちと集合写真。
僕のとなりの男の子、リー・チーパン君。なんと、「太陽のエチュード!」を猛練習中。
僕の曲がついにハルピンまで~!!
天津甘栗、超うまかった~!!!田中彬博です。
今日は北京から車で2時間、天津“NINE BEAT”でのライブ。
中国でも勢いのある音楽教室のホールで、生徒さん達がたくさん観に来てくれました。
ライブの本番前には、開場近くの動物園にも遊びに行きましたが写真はまた後ほど…。
会場の“NINE BEAT”は、いわゆる音楽の“ス-パー小学生”を育てるので有名な教室。
今日のオープニング・アクトにも、子ども達だけで結成されたロック・バンドが二組でてくれました。
こんな感じで、小さな体でフルサイズのギター弾いています。
ドラマーも女の子。パワフルで、演奏はかなり本格派でした。かっこええー!!
そんな訳で、客席には楽器を弾く子ども達がたくさん。
みんな目キラキラさせて楽しんでくれているのが見えました。今日も嬉しかったーo(^o^)o♪
ライブの後わりに、花束の代わりになんと巨大な熊のぬいぐるみを貰いました。
明日から僕のローディーに…、出来たらいいんですけど、別便で日本に来ていただきましょ(笑)。
田中彬博は北京に到着!
今年の中国ツアーが始まりました(^o^)o☆
北京の空港に着いて早速、荷物のコンベアからギターが待っても待っても届かない(;= =)
え~、どうなってんの~!と不安になっていたところ…
「日本でギターを預けてましたよね、楽器演奏されるんですか?」
と、声をかけてくれた日本人の方が中国語がぺらぺらで、
オーバーラゲッジのカウンターから僕のギターを見つけてきてくれた…。
後から聞くとその方は同い年、この春から自衛隊に入隊するらしい。
こんな状況、ひとりだったらかなり慌てるタイプ(←僕)。
この方がいなかったら…。と思うと(;= =)
なんかほんとに助かったなぁ、ありがたいなぁ、めぐまれてるわぁ思いながら空港を出ました。
そして中国入りした今日から早速ライブが始まります。
北京の“MAO”という老舗のライブハウス。
お客さんも本当にたくさん集まってくれて、ライブは大盛り上がりでした!
登場するやいなや、歓声!もともと僕を知ってくれていた人も多かったみたいで、
嬉しいなぁ~!!ほんとに。その期待にこたえたいと思う。もっと良い演奏しないと。
そして“MAO”のPAさんは、日本人の女性。
なななんと!僕の大学の先輩にあたる人だったんですー!
しかも、音楽科の中でもさらに少数だった同じ科というミラクル。
PAの山田さん。北京のミュージシャンから絶大な信頼を得ている腕利きで、抜群にいい音でした。
そんな訳でツアー初日、出だし好調です!
周りの人たちと渦巻きながら、いい感じでてます。
明日からのライブもいい音が鳴りますように!